昨夜、帰宅時。既にうっすらと・・・
一面、銀世界の朝
先週の「美の巨人たち」なんと、熊谷守一だった!ちょっとビックリした(笑)
思うに、熊谷氏は脅威の動体視力の持ち主だったんじゃないかなと。
あの観察力、洞察力。
対象を極限まで単純化する為には、構造を理解しておかなければならない。
よく、ピカソの絵を子供の落書きのようだと評する方がいらっしゃるが、精神という意味においては正しいかもしれないが表現力という意味においてはその指摘は間違っていると思う。
徹底的に基礎を学び構造を学んでいなければ、あのように画面上に自由奔放に対象を再構築することは難しい。
熊谷氏の単純化された対象の捉え方にも同じことが言えるのではないかと思う。

光文社ミステリー文学資料館・・・
言葉は不要(笑)





店内は狭いけれど、明るくて、トラットリアという感じで気取らなくていい♪
でも、自分達なりに凝ってるんですというこだわりの雰囲気もあってGOOD!
シーフードナポリタン、がお薦めと本にあったので(笑)
麺が太いの!びっくり!でもちゃんとアルデンテでコシもあって、麺が太い分モチモチ感もあって、人によっては苦手かもしれませんが、私は好きでした♪
次回は、トマトのクリームソース食べたい、渡り蟹のパスタ!
クリームチーズのプリン!
カラメルの苦さとクリームチーズの濃厚さがベストマッチ♪美味っ!!
誰が作ったのかな?気持ち分かる!!上手だね
夕刻
昨夜降り積もった雪が、昼頃には暖かい日差しで溶けていった。
明るい日差しが差し込み、暖かいのに、家々の雨どいや庇からは氷が溶けて水が滴り落ちる・・・そう、丁度雨音のような音がする。
いや、雪解けの音、聞いたことはないのだけれど、きっとこんな感じなのだろうか。
バサッと、溶けかけた雪の塊が木の枝から落ちてくる音が、時折聞こえる。
不思議だ。
街の只中に居るはずなのに、なんとなく、ひっそりとした雪山の奥地にいるような、そんな錯覚に囚われる。
今日は所用があって会社を休んだ。
用事は午前中の早いうちに終わったので、兼ねてから訪ねてみたかった熊谷守一美術館へ足を運んだ。
熊谷守一の住居跡に建てられた美術館はとても小さかった。
コンクリート打ちっぱなしのそれは、時代おくれというよりも、飾り気のないシンプルさがどこかモダンに見えた熊谷守一にぴったりと合っている気がした。
こじんまりとしていて、雰囲気もとてもいい。
ただ・・・
展示物があまりにも少なく、もっとたっぷりと熊谷氏の世界に浸りたかった私としてはとても物足りなかった。
その中で印象に残ったのは、意外にも、絵ではなく書。
「人生似幻花」
真意は分からないけれど、この文字を見た瞬間、芥川龍之介の小説「舞踏会」の一節が浮んだ。
”我々のヴィ(生)のような花火”
この作品を学校で学んだとき、”ヴィのような花火””花火のようなヴィ”、ただ語順を入れ替えただけに過ぎないがその意味はまったく違うものになる、と、先生が仰ったことがひどく印象的だった。
「ヴィのような花火」
「花火のようなヴィ」
私なら、どちらの表現を選ぶのだろう・・・?
あの時も、そんなことを考えた、いまだその答えは出ない。
おっと、話がそれました。
なんとなく、守一のこの書を見ていて、その言葉を思い出した。
守一が言うところの「幻花」とはいったいどういう意味なのだろうか?
芥川が例えた「花火」と、それは、似ているのだろうか、それともまったく違うものなのだろうか・・・?
なんとなく同じものに感じてしまうのだが・・・それは本人以外には知り得べくもないことがら。
次に、駅を挟んで反対側にある光文社のミステリー文学資料館なるものへ赴く。
今は特設展示があるので、普段なら無料のところ300円なり!
・・・・・・たぶん、二度と行かないと思います(笑)
でもそのことが分かっただけでもよかった(笑)
ミステリー好きのわたくし、しかも「江戸川乱歩」だの「横溝正史」だの言われたら、、、行きたくて行きたくて仕方なかった場所へ行けた、という達成感に対する対価を支払ったのだということでナットクしておきました(笑)
さてさて、本日は各駅停車しか止まらない駅にばかり出かけたので・・・久しぶりに乗りました、スリーナイン電車!
出発までに時間があったので、思わず撮影会(笑)
やった、初めて写真撮れた~!
平日のお昼間だったので、ダイヤの感覚もゆっくり、人もまばら。
い~な~、平日のお休み♪(笑)
ほかにも撮影中の方がちらほらいて、心強かったりしました(笑)
昔、「メーテルに似てる!!」と言われたことがあります。
してその心は・・・髪が長く、黒い服ばかり着ているからと言われました・・・喜びもつかの間、がっかりでした(笑)
顔からはみ出して余りあるメーテルの憂いを含んだ睫毛と瞳は、女子の永遠の憧れですね。
そして・・・。
やっぱり、休日といえば、これ!
食べ物の話を抜きにして、私の休日は語れません!!(笑)
前に雑誌で見て、かねてより興味を持っていたローカル線のとあるローカル店に行って参りました!
でもどうやらここ、チェーン店みたいなんですけど(笑)
敢えて、大きな駅にある店舗ではなく、各駅停車の駅で!だって雑誌に載ってたお店もそこだし(笑)
というわけで、初降りの駅です。
方向音痴のわたくし、お約束通り、地図を見ているにも関わらず、進行方向真逆に進んでおりました!(笑)
駅から1分と書いてあるのに・・・
進めども進めども、たどり着かず・・・
ランチタイム終わっちゃう~!?
背に腹は変えられないので、かけてしまいました、電話・・・
そして、真逆に進んでいたことに気がつきました。
ホントに、駅から1分だった!(笑)
当然、お店につくと・・・「先ほどお電話くださった方ですか?どなたかのご紹介ですか?」
ざ、雑誌で見て、一度お訪ねしてみたくて・・・
と、超ミーハーなことを自ら告白しなければならない罰ゲームを粛々と受けてまいりました・・・
でもおかげで!
お店の方が超親切!!
お勧めメニュー教えてくれるし、なにかと話しかけてくれて、とても気持ちのいい接客をして頂きました!
怪我の功名ですね。
私、接客がいいと、それだけでもうファンになっちゃうタイプの人。
お化粧品でも洋服でも、モノそのものよりも薦めてくれる人が気に入ってしまうと買ってしまうタイプ。
よって・・・
ここでは、デザートを追加で頼んでみました!(笑)
もちろんその際にも必ずお兄さんがお薦めを教えてくれます♪
でも、言っていい?(笑)
本当はガトーショコラかティラミスが食べたかったの!(笑)
でもお兄さんの笑顔に勝てず注文した「クリームチーズのプリン」
隣のテーブルのカップルさんも大絶賛していましたが、確かに美味しい!
なにが美味しいって、カラメルが苦い。
そしてクリームチーズベースの濃厚なプリンに合う!
「当店のデザートはすべて手作りですので」
と、さりげなくお兄さんが自慢していったデザート、興味をそそられていなかったプリンでさえこの出来栄え・・・!
次回は絶対にティラミス食べようと思いました(笑)
「お気に召していただけましたか?いろんなパスタがあるので、また試しにいらしてください」と言われると思わず、「今度は夜来ますね!」
するとすかさず奥から割引チケットを持ってきてくれる。
ん~、気持ちのいい接客だ~♪
「心」がこもったものは、笑顔でもサービスチケットでも会話でも、なんでも嬉しい。
今日も幸せな一日でした♪