
戴き物のお菓子、ユーハイムのりんごバウムクーヘン、美味しそう!

恵比寿?広尾?山種美術館近くのイタリアン、かわいいお店、ピザが食べたい!

展示室入り口、まるで電車のドアの向こうに違う世界が広がっているよう、京洛の四季・冬「年暮る」

山種美術館内、展示室へ降りる階段、2009年10月にリニューアルしたそう

原美術館入り口、レトロとモダンの調和

なんと珍しいピンク電話、これも原美術館の前庭にて

原美術館にて、楊福来(ヤン・フードン)の近代アートを鑑賞。
正直、近代アートは難解であまり親しまない。
それでも近代アートからは「伝えたい」という強い思いはひしひしと伝わってくる。
ただし、「何を」伝えたいのかが分からない・・・
やみくもに、洗練されていないしかし情熱的なエネルギーを感じたい時にはいい。
若い人には好まれるだろう。
館内でヤン・フードンのインタビューが流れていたが、おそらく十代か二十代、学生さんのような若い女性が食い入るように見つめていたのが印象的だった。
展示物の中ではパンフレットにも印刷されている「将軍的微笑」がよかった。
食事をしている人達のテーブルのうえの映像を撮影し、さらにそれをまた真っ白いテーブルに投影するというもの。
かなりシュールな映像だった。
原美術館の一番の目的は、建物そのもの。
洋式邸宅として作られたという美術館の佇まいは白を貴重とした、モダンで硬質な素材で作られているが、どこかしらレトロで懐かしい、温かみのある不思議な空間だった。
庭を望むカフェテリアでは美味しそうなランチやケーキ、ワインやシャンパンを提供している。
今日は時間がないので、カフェラテだけで冷えた体を温めた。
お昼からすこし日差しが出てきたので、丁度、庭に明るい日差しが差し込んで一枚の絵画のごとく美しかった。
さて、午後。
もう、ずっとずっと行ってみたかった山種美術館へ。
ここは、私が唯二(笑)、定期的に見ているテレビ番組のひとつ「美の巨人たち」で、度々登場してくる美術館だ。
惚れたのは竹内栖鳳の「班猫」の放送を見たときだ。
まるで生きているような毛並み、その神秘的な瑪瑙のような緑色の眼差し。
この猫に会ってみたい!と思ったのが、始まりだった。
しかしそれから何年か経ったが、結局一度も足を運ぶことがなかった。
山種美術館はたくさんの日本画を所蔵している。
本日の展示品は東山魁夷。
皇居を飾っているという満ち来る潮は超大作、金箔銀箔が荒ぶる波にちりばめられ、岩に砕けちる様は非常に勇壮、そして海の碧がなんとも言えない美しい風合いを醸し出している。
エメラルドグリーンと言うにはくすんでいる、強烈過ぎない鮮やかさは西洋画の油絵の具には出せない鮮明さを持っている。
顔料という絵の具、鮮やかさとくすみと静けさと強さと、本来で言えば交わらないものが交わっているような気がしてならない。
東山魁夷以外にもたくさんの同時期の画家達の絵が飾られていた。
私の眼を惹いたのは、川本末雄の「秋耀」という作品。
これが日本画なのか?と思うくらいに、色鉛筆で描いたような、童話の中に出てきそうな、温かい一枚だ。
湖畔に浮いた島が紅葉している、それが靄というか霧というか、茫洋とした湖畔にぼんやりと影を落としているような不思議な、しかし温かみのある一枚。
通り過ぎては戻り、通り過ぎては戻りし、絵の前に佇む時間を楽しんだ。
そしてなんと、次回展示物のチラシには私が憧れていたあの「班猫」がプリントされているではないか!
なんという幸運。
というわけで、早速前売り券を購入。
来年にはようやく憧れの君に会える。
そして、本日はなんと!
ステキな版画が我が家にやってきました。
青と白が美しい一枚。
クラシック音楽をテーマに作成されたというシリーズのうちの一枚。
偉大な音楽が一人の芸術家をインスパイアした瞬間です。
どこに飾ろうかな・・・迷います。
我が家で一番とっておきの場所へ飾りたいな。
私の夢は、書斎を持つことと、家の中のいたるところに自分の好きな絵を飾ること。
書斎の中に自分だけの図書館を創りたい。
並べ方はどうしよう、作家順?それとも出版社順?それともテーマ別にしようか・・・考えているときが一番楽しい(笑)
そして、絵画。
家の中のドコに居ても(というほど広くない、ていうかめちゃ狭いですが(笑))、常に視線の先には私が好きな世界が広がっている。
ささやかでいい、自分の好きなものに囲まれた、癒しと安逸の空間が創りたいです。
今はまだフィンランドのマリメッコ社ファブリックパネル、南仏のポスターにモンサンミシェルのパネル、コルビジェのモジュールをモチーフにしたポスターくらいしか飾っていないけれど、今、いろんな美術館に行った時にパネル用のミニポスターを集めてます♪
ある程度数が揃ったら、これら私が大好きな作品群を、選びに選び抜いた作品群を、壁一面にパネリングするの。
素晴らしくステキな眺めになるだろうな~♪
考えているだけでうっとりしてきます。
幸せなひとときですね。
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