
妹の義母が送ってくれた柿の葉寿司、私は初めて頂く。鯖と鮭の押し寿司で、とっても美味しい!葉の香りがほのかに酢飯に移ってなんとも言えない。土地土地でいろんな郷土料理があってステキだ。私の地元だとバッテラという鯖の押し寿司がある、透明に透けた美しい色の昆布が鯖の上に膜を張るように乗っていて、とても美味しい。

今朝、起きるなりケーキを焼きたくなった。
朝8時から開いている近くのスーパーに飛び込み、小麦粉とバターを買った。
以前、水天宮の境内で買ったドライフルーツ、それから、実家の母が送ってくれたプルーンを刻んで、パウンドケーキを作る。
今日は大晦日だ。
この一年間、たくさんのことをやり残してきた。
思い出せないくらい些細なことから、すごく後悔していることまで。
いろんな「やり残し」が私を切なくする。
だからその罪滅ぼしみたいに、私はケーキを焼いた。
「母が送ってきてくれたプルーンが食べきれないし、丁度いい、ドライフルーツでケーキを作ろう」
そう思って買った干し柿や干し苺。
妹宅に半分お裾分けにと思って、昨夜準備した。
そのときに、チリリと胸が痛んだ。
そうだ、私、これでケーキを焼こうと思ってたんだよね。
やり残したことの罪滅ぼしと、かわいい姪っ子達へのお土産に。
私は数年ぶりにケーキを焼いた。
なんだか、達成感に満ち溢れた大晦日になった。
神さま、ありがとう。
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