2009年10月3日土曜日

中秋の名月


中秋の名月・・・と言っても、あいにくの曇り空で雲の切れ間から時々、まるくて大きな明るい月が顔を覗かせるくらい。


先月の重陽の節句のころもそうだったけれど、秋の月はなんだか、とてもおおきくて明るい。

圧倒されるような明るい月で、私はとても好きだ。

見ていると吸い込まれそうになる。

かぐや姫が帰っていった月はきっとこんな月だったに違いない・・・


今日の収穫は

新潮日本文学アルバム「三島由紀夫」

三島由紀夫の生涯が様々な写真と共に記録されている。


最近は文学や小説というよりも、こういった「実在の人物の記録」的な本ばかりを気がつくと手にしている気がする。

「三島由紀夫」という強烈な個性が歩んだ人生、彼自身が演出したかった「三島由紀夫」という虚像に惹きつけられてやまない。

三島が自分の生命を賭してまで完成させた「三島由紀夫」という芸術。

今宵はその芸術品を紐解いて過ごそう。

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