
と、ある人が云った。
なるほど、と思う。
そういえば今朝からこの時間になるまで、私はいったいどれだけのことを選択しただろう?
例えば、朝食になにを取るか?
例えば、先に水を飲むのか、シャワーを浴びるのか?
ジーンズを履くのか、ワンピースにするのか?
外出するのか、それとも家で借りてきたDVDを見ながらのんびり過ごすのか。
数え上げれば数限りなく、私達は毎日、選択しながら生きている。
自覚することのない多くの選択をしながら、私達は、「自分の人生」を創りあげていくのだ。
すべてを自覚して選択すれば発狂しそうになるだろう。
だから私達は日常の諸々のことを無意識のうちに選択する。
だけど、時々・・・・・・
無意識に選択しているものに「自己の意思」を見て、はっとする。
個性とは、無意識の選択における近似的指向性によって形づくられる幻影なのかもしれない。
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